2020-11-11 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:5日ぶり反落、一時プラス圏もハイテク株が安い
11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.08%安の26281.41ポイントだった。中国企業指数は0.30%安の10555.17ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1473億9000万HKドル。
ハンセン指数は反落して始まった後、金融株主導でプラス圏に浮上した。ただ、指数は前日まで4営業日続伸し、約4カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが重しとなり、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。シンガポールとの「トラベルバブル(相互国合意の域内旅行)」が今月22日から開始される運びとなり、経済活動の正常化に向けた一歩と期待されるが、影響は限定的だった。
個別では、アリババ集団(
09988)やテンセント(
00700)、小米集団(
01810)、瑞声科技(
02018)などハイテク株が安い。大株主による売り出しが明らかになった申洲国際集団(
02313)も売られた。半面、HSBC(
00005)が買われた。華潤置地(
01109)やチャイナ・ユニコム(
00762)も高い。