2020-11-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続落、自律反発見込む買いと外部環境警戒の売りが交錯
週明け2日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前営業日比0.05%安の3222.91ポイントだった。深セン成分指数は1.00%高の13368.74ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5031億800万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、前営業日の終値付近でもみ合い。方向感を欠いた相場となり、わずかに下落して前場の取引を終えた。中国の第14次5カ年計画に対する期待が根強い上、前週末終値は9月30日以来1カ月ぶりの安値を更新したとあって、自律反発を見込む買いが入った。ただ、米時間3日に米大統領選挙の投開票を控え、外部環境の短期的な不透明感を警戒する売りが相場を押し下げた。セクター別では軍需関連や空運、医療・医薬、保険が売られた半面、自動車、送配電、酒造が買われた。
上海B株指数は0.49%安の242.07ポイントと3営業日続落。深センB株指数は0.47%高の941.75ポイントと3営業日ぶりに反発した。