週明け2日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前週末11月30日まで4日続落し、10月6日以来の安値で終えただけに、買い戻しの動きが先行。中国経済の回復を期待する買いも相場を支えている。31日に発表された10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.4と、市場コンセンサス予想(51.3)を上回ったほか、非製造業PMIが56.2と、2013年10月(56.3)以来の高水準となった。
指数は日本時間午前10時35分現在、前営業日比0.98%高の24343.96ポイントで推移している。個別では、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)、電動工具大手の創科実業(
00669)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。半面、医薬品メーカーの石薬集団(
01093)、中国生物製薬(
01177)がそろって売られているほか、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)がさえない。