2020-10-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり小反落、一服感で利益確定売り 様子見ムードも
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに小反落。前場終値は前日比0.10%安の3269.45ポイントだった。深セン成分指数は0.42%安の13463.32ポイントと5日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4865億8300万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が29日に閉幕し、「第14次5カ年計画」(2021−25年)の指針を決めた。政策恩恵を受ける銘柄への買いが相場を支える半面、前日まで3日続伸しただけに、イベント通過後の一服感から利益確定売りが出た。11月3日の米大統領選挙を前に様子見ムードも漂っている。
セクター別は、保険が全面安。酒造、食品、農業も売られている。半面、有料道路、造船、自動車、石炭が買われた。
上海B株指数は0.82%安の245.02ポイント、深センB株指数は0.35%安の941.73ポイントだった。