15日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日の米株安の流れを引き継ぎ売りが先行。米国務省がトランプ政権に対し、アリババ集団(
09988)傘下の金融サービス会社、アント・グループを事実上の禁輸リストである「エンティティー・リスト」に追加する提案を提出したと外電が伝えたことも嫌気されている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.79%安の24471.65ポイントで推移している。個別では、アリババ集団や欧州金融大手のHSBC(
00005)、マカオカジノの銀河娯楽(
00027)が安い。半面、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が買われている。