中国のホテル運営会社、華住集団(
01179)は25日大引け後、空売り業者ボニタス・リサーチが主張した粉飾会計疑惑を調査する特別委員会を設置したと発表した。ボニタスは華住集団が香港メインボードにセカンダリー上場した22日にリポートを公表し、華住集団がホテル軒数や人件費などを偽る手口でみかけの利益を計上していると批判した。華住集団は、同リポートは根拠を欠き、多数の誤りを含んでおり、同社業務と経営を誤解させるものだと反論した上で、株主に対する透明な情報開示の責任を果たすため調査することを決めたと説明した。
特別委員会は委員長と主席財務官、華住集団秘書兼法律顧問の3人で構成し、華住集団の監査委員会委員長が特別委員会委員長を務める。
華住集団の株価は日本時間午前11時41分現在、前営業日比0.37%高の328.00HKドルで推移している。