2020-09-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、高寄りも勢い続かず 終盤にマイナス圏
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.24%安の3215.42ポイントだった。深セン成分指数は0.06%安の12809.29ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3425億7300万元だった。
上海総合指数はおおむねプラス圏で推移したものの、終盤にマイナス圏に沈み下げ幅を広げた。前日に2カ月ぶり安値を付けた後で、自律反発狙いの買いが入りやすい環境。ただ、米中対立の激化に対する警戒感や、来週後半から始まる国慶節連休を控えて上昇の勢いは続かず、次第に売りが優勢となった。セクター別では、建材の下げが目立ったほか、素材や不動産などが下落。半面、造船や軍事・宇宙関連が買われた。
上海B株指数は0.24%高の247.20ポイント、深センB株指数は0.04%安の932.15ポイントだった。