2020-09-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、徐々に下げ幅拡大 リスク回避姿勢強まる
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.46%安の3231.79ポイントだった。深セン成分指数も1.92%安の12859.00ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4306億4200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、徐々に下げ幅を拡大した。積極的な買い材料が見当たらない中、前日の米株安を受けてリスク回避の姿勢が強まった。また、来週後半から始まる国慶節の大型連休を前に様子見ムードも強く、米中の対立激化に対する警戒感も相場の重しとなった。セクター別では、造船、航空・宇宙、環境保護、非鉄金属などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。
上海B株指数は1.21%安の247.02ポイント、深センB株指数は1.06%安の933.28ポイントだった。