2020-09-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、大型連休前に様子見ムード 方向感乏しく
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに小幅に反発。前場終値は前日比0.02%高の3275.09ポイントだった。深セン成分指数も0.37%高の13071.03ポイントと3日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3962億3000万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい値動きとなった。指数は前日に心理的節目の3300ポイントを下回っており、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しの動きが入る一方、来週後半から始まる国慶節の大型連休を前に手控え姿勢が強まった。米中の対立激化に対する警戒感も相場の重しとなった。セクター別では、医療、医薬、製紙などが買われる半面、造船、保険、航空・空港運営などが売られた。
上海B株指数は0.38%高の249.83ポイント、深センB株指数は0.44%安の941.43ポイントだった。