2020-09-18 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日ぶり反発、押し目買い優勢 金融株高い
18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.31%高の24416.50ポイントだった。中国企業指数は0.37%高の9768.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で536億9000万HKドルだった。
ハンセン指数はおおむね小高く推移。前日の米株安を受け、寄り付き直後に下げに転じる場面があったものの、ほどなく切り返した。前日は大幅に続落し、終値が10日以来1週間ぶりの安値だっただけに、押し目買いが優勢となっている。世界的な金融緩和の長期化により株式市場への資金流入が続くとの見方が根強い。中国本土相場の上昇も投資家心理を支えた。
ハンセン指数構成銘柄では、金融株の上昇が目立つ。国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)、中国本土系の中国人寿保険(
02628)、中国平安保険(
02318)、中国建設銀行(
00939)が軒並み買われた。バイオ医薬の薬明生物技術(
02269)、スマートフォンメーカーの小米集団(
01810)は大幅高。一方、テンセント(
00700)が続落し、相場の重荷となっている。同社が出資するゲーム会社を米当局が安全保障の観点から調査中と伝わり、嫌気された。乳業大手の中国蒙牛乳業(
02319)、香港商業不動産大手の九龍倉置業地産(
01997)も安い。