2020-09-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶりに反落、節目付近の売り圧力を意識 航空株は続伸
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前比0.24%安の3287.93ポイントだった。深セン成分指数も0.87%安の13029.33ポイントと4営業日ぶりに反落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4256億5100万元だった。
上海総合指数はおおむねマイナス圏でもみ合った。前日まで3営業日続伸し、心理的節目の3300ポイント手前で引けただけに、同節目付近の売り圧力が意識された。中盤はプラス圏に浮上し、3300ポイントに乗せる場面もあったが、勢いは続かなかった。前日に発表された8月の主要経済指標が総じて強い内容となったものの、当面の好材料出尽くし感から利益確定売りが優勢だった。
セクター別では、防犯設備、軍需関連、貴金属、通信が安い。半面、航空・空港運営が続伸したほか、石油、銀行、証券がしっかり。
上海B株指数は0.11%安の247.53ポイント、深センB株指数は0.05%高の949.90ポイントだった。