2020-09-14 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続伸、米中関係が懸念も幅広いセクターに買い
週明け14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.56%高の3278.68ポイントだった。深セン成分指数も0.75%高の13039.72ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4867億8400万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。トランプ米政権による中国IT企業の締め出しなどを受けて、米中の対立激化が懸念されたものの、指数は約6週ぶりの安値水準とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。先週11日に発表された8月の社会融資総量や人民元建て貸付残高増加額が市場予想を上回ったことも好感されたもよう。セクター別では、電子部品、ITや、観光・ホテルなどを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、銀行や保険がさえない。
上海B株指数は0.40%高の248.85ポイントと続伸、深センB株指数は0.09%安の946.97ポイントと反落した。