2020-09-10 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:小反発、米株高が支えも上値重い ハイテク株に買い
10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小反発。前場終値は前日比0.04%高の24478.69ポイントだった。中国企業指数は0.11%高の9739.54ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で580億4000万HKドルだった。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継いで高く寄り付いた。前日に1カ月ぶりの安値圏まで下落したことを受けて、押し目買いが入ったほか、本土相場が堅調だったことも支えとなった。ただ、米中や中印の対立激化への懸念が意識されるなかで上値は限定的。指数は前場中盤にかけて上げ幅を縮め、その後は前日終値付近でもみ合いを続けた。
個別では、ハイテク銘柄のテンセント(
00700)や小米集団(
01810)の上昇が目立ったほか、乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)、香港都市ガス事業者のホンコン・チャイナガス(
00003)が高い。半面、本土国有銀行大手の中国工商銀行(
01398)や中国建設銀行(
00939)、中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)が売られた。