2020-09-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落で3300ポイント割れ、ITや医療関連売られる
9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.07%安の3280.96ポイントだった。深セン成分指数は2.21%安の12999.02ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6504億9000万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、前日に回復した心理的節目の3300ポイントを下回って寄り付いた後、マイナス圏で軟調に推移した。本土市場では中長期的な相場の先高観が根強いものの、ナスダック市場を中心に大幅な調整が続いていることが嫌気された。午前に発表された8月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)はいずれも市場予想と一致したことから、相場への影響は限定的だった。セクター別では、電子部品、IT、医療、食品・飲料などが売られた半面、造船、航空・空港運営、鉄鋼などが買われた。
上海B株指数は1.33%安の248.66ポイントと続落、深センB株指数は0.30%安の940.88ポイントと反落した。