2020-08-26 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、買い戻しと本土株安を受けた売りが交錯
26日の香港市場で、ハンセン指数は小動きで始まった。中長期的な先高観が根強いなか、前日に利益確定の売りが出た大型株が買い戻される半面、軟調な中国本土相場が嫌気された。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が27日にカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演するとあって、米金融政策の指針を見極めたい投資家は積極的な買いを控えているもよう。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.14%高の25521.69ポイントで推移。個別では、時価総額が大きいテンセント(
00700)とチャイナ・モバイル(
00941)が反発。ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)は大幅に続伸している。一方、HSBC(
00005)と子会社のハンセン銀行(
00011)が売られて重荷となっている。