2020-08-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、中期的先高感と米中対立懸念が交錯
週明け10日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。中国の金融緩和や産業政策への期待から中期的な先高観は根強いものの、米中対立の先鋭化が警戒されている。寄り付き直後に発表された7月の中国物価統計は生産者物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)とも小幅ながら市場予想を上回った。
指数は日本時間午前10時49分現在、前営業日比0.30%安の3343.82ポイントで推移。セクター別では通信が全面高のほか、軍需関連や化学肥料が上げている。半面、貴金属・宝飾品、医療・医薬品、非鉄金属が下げている。