2020-07-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸も方向感欠く展開、医薬株・建材株高い
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比0.09%高の3297.57ポイントだった。深セン成分指数は0.21%安の13529.60ポイントと4日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6932億5800万元だった。
上海総合指数は方向感に欠ける値動きとなった。前日の米株高が好感されたほか、下期も本土市場への資金流入が続くとの見方から相場の先高観は根強いものの、新型コロナウイルスの感染再拡大や米中関係などへの懸念が相場の重しとなった。指数は心理的節目の3300ポイントに乗せる場面もあったが、同水準をわずかに下回って前場の取引を終えた。セクター別では、医薬、医療、建材などが買われた半面、造船、保険、銀行などが売られた。
上海B株指数は0.24%高の238.16ポイントと3日続伸、深センB株指数は0.04%高の919.83ポイントと4日続伸した。