2020-07-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、コロナ再拡大を嫌気 テンセントに売り
29日の香港市場で、ハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ反落して始まった。中国を含めた世界各地で新型コロナウイルスの新規感染者数が再拡大するなか、景気回復が遅れるとの見方からリスク回避の売りが先行。日本時間30日未明に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、積極的な売買を手控える気分も強い。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.19%安の24724.66ポイントで推移している。個別では、前日高かったテンセント(
00700)が反落。保険株の中国人寿保険(
02628)とAIAグループ(
01299)も売られている。半面、銀行株のHSBC(
00005)、中国工商銀行(
01398)が買われ、一定の下支えとなっている。