2020-07-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり小反発、米中対立への警戒で上値重い
週明け27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに小幅反発。前場終値は前日比0.09%高の3199.67ポイントだった。深セン成分指数は0.22%高の12964.63ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5875億900万元だった。
上海総合指数はおおむねプラス圏で推移。前週末に3週間ぶりの安値圏まで下落した後で、買い戻しの動きが出た一方、引き続き米中対立への警戒感が重しとなった。米中関係を巡っては、米テキサス州ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖に続き、日本時間午前11時に中国四川省成都市の米国総領事館が閉鎖されたことが伝わった。指数は寄り付きで節目の3200ポイントを回復したものの、上値の重い展開が続き、結局、同節目をわずかに下回って午前の取引を終えた。セクター別では、貴金属や宝飾品の上昇が目立ったほか、非鉄金属や医薬品が高い。半面、不動産や保険が売られた。
上海B株指数は0.09%安の233.00ポイント、深センB株指数は0.26%高の904.54ポイントだった。