中国の大手民営コングロマリット、復星国際(
00656)は24日大引け後、2020年6月中間決算で純利益が前年同期の76億1000万元から18億−22億元に縮小する見通しを発表した。率にして71.1−76.4%の減益となる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて子会社である復星旅遊(
01992)の純損益が前年同期の4億9000万元の黒字から8億5000万元−10億元の赤字に転落する見込みとなったことや、世界金融市場の悪化で金融資産の評価損が発生したことを主因に挙げた。
復星国際の株価は日本時間午後0時20分現在、前日比1.80%安の9.28HKドルで推移している。