2020-07-23 |
香港/企業動向/電力・ガス |
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大唐国際発電、20年6月中間決算は97−117%増益の見通し
中国大唐集団傘下の発電事業者、大唐国際発電(
00991/
601991)は22日大引け後、2020年6月中間決算(中国会計基準)で純利益が前年同期と比べて8億3300万―10億500万元増え、97−117%増益となる見通しを明らかにした。非経常損益を除いた純利益の増加額は4億4400万―6億1600万元、増益率は39−55%となる。
19年6月中間決算(中国会計基準)は純利益が8億6000万元(非経常損益は11億2900万元)、EPSが0.0381元だった。
大幅増益の主因は石炭価格の下落に伴う営業コストの大幅低下と、前年同期に子会社の破産清算に伴う減損損失引当金を計上した反動で大幅に増えた営業外利益。20年上半期に資金調達の構成を見直してエクイティファイナンスの比率を高め、財務費が前年同期比で大きく減少した。