2020-07-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、安寄り後に上げ幅拡大 きょうから指数編成方法変更
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前日比1.20%高の3360.78ポイントだった。深セン成分指数も1.62%高の13755.66ポイントと4営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7338億1900万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、ほどなくして上向きに転じた。中国の景気回復や政策支援を背景に中期的な相場の先高観が根強く、買いを支えた。なお、上海総合指数はきょうから新しい編成方法による算出・公表が始まった。上場廃止リスク銘柄を除外した一方、ハイテク新興企業向け市場「科創板」の上場銘柄を組み入れたことで、市場関係者は全体のパフォーマンスがより正確に反映できるようになったと評価している。
セクター別では、貴金属、証券、航空機製造・宇宙関連が全面高。石油、航空・空港運営、防犯設備、電子・ITも買われている。半面、環境関連の一角がさえない。
上海B株指数は1.15%高の242.28ポイント、深センB株指数は0.04%高の929.87ポイントだった。