2020-07-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、買い戻しが優勢 保険の株式投資比率規制緩和を好感
週明け20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比2.62%高の3298.50ポイントだった。深セン成分指数は1.74%高の13342.68ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7479億5300万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた。序盤は上値が重い場面もあったが、その後は次第に上げ幅を拡大し、心理的節目の3300ポイントの手前で前場の取引を終えた。前週が週間で5.0%安と5週ぶりに急反落しただけに、買い戻しが優勢。中国当局が保険会社の株式投資比率の上限規制を緩和したことを受け、株式市場への資金流入期待も買いを誘った。
セクター別では、セメント、証券、軍需関連が全面高。保険も大きく買われた。半面、医療、酒造がさえない。
上海B株指数は2.36%高の237.82ポイント、深センB株指数は1.17%高の923.62ポイントだった。