2020-07-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、一時3300ポイント割れ
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比1.41%安の3314.03ポイントだった。深セン成分指数は1.41%安の13540.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8387億8900万元だった。
上海総合指数は序盤に一時プラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏に沈み、下げ幅を拡大。一時、心理的節目の3300ポイントを下回った。注目の4−6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率は前年同期比3.2%となり、市場予想を上回ったものの、米株価指数先物が時間外で下落していることなどが嫌気された。セクター別では、酒造が全面安となったほか、観光、医薬などが売られた。半面、保険、証券、銀行などが買われた。
上海B株指数は1.28%安の234.69ポイント、深センB株指数は1.04%安の917.11ポイントだった。