2020-07-10 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、26000ポイント割れ
10日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日のNY市場でダウ平均が下落したことを受け、投資家がリスク回避の売りを出している。米国では8日の1日当たりの感染者数は過去最多となり、経済活動の再開期待が一段と後退した。
ハンセン指数は始値で心理的節目の26000ポイントを割り込み、日本時間午前10時47分現在、前日比0.93%安の25965.33ポイントで推移している。個別では保険株の中国人寿保険(
02628)や中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)が売られ、相場の重荷となっている。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)と瑞声科技(
02018)も下落。半面、医薬品株の中国生物製薬(
01177)、不動産株の信和置業(
00083)が買われている。