2020-07-07 |
中国/業界動向/その他 |
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中国の米エネルギー購入、米中合意の目標達成は困難か=外電
『香港経済日報』が外電を引用して伝えたところによると、中国が米国から購入したエネルギー資源は20年1−5月で20億米ドルにとどまった。米中通商協議の「第1段階」合意で中国は年間250億米ドルのエネルギー資源の購入を約束していたが、達成は極めて困難になっている。新型コロナウイルスの感染拡大を受けたエネルギー需要の落ち込みと価格の大幅下落が影響した。目標の水準を達するためには年末まで月間30億米ドル分を購入する必要がある。
一方、米中「第1段階」合意で中国は330億米ドル分の米農産物の購入も約束したものの、1−5月の購入額は54億米ドルにとどまった。ただ、農産物は収穫期の秋季に購入量が増えるため、目標達成の可能性があるとみられる。