2020-07-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、3100ポイント超え 外資の資金流入目立つ
3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比1.04%高の3122.56ポイントだった。深セン成分指数は0.68%高の12353.08ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7504億7000万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏で推移した。引き続き景況感の改善や当局の政策期待を追い風に買いが優勢。香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買が前日に続き大きく買い越していることも相場の支えとなった。指数は寄り付きで節目の3100ポイントを回復すると、上げ幅を拡大。ただ、高値圏での利益確定売りが出やすいなかで、前場中盤以降は上げ幅をやや縮めた。セクター別では保険、証券、石炭、通信などが大きく上昇。半面、酒造が軟調だった。
上海B株指数は1.45%高の222.69ポイント、深センB株指数は0.04%安の891.86ポイントだった。