2020-06-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後にマイナス圏、AIAグループやHSBCに売り
週明け29日の香港市場でハンセン指数が高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。米国で新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためにテキサス州やフロリダ州が一部経済活動の規制を再び強化したことを受け、経済の正常化が遅れるとの懸念が重荷。連休明けの本土市場が下げて始まったことも地合いを悪化させている。
指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比0.33%安の24470.04ポイントで推移している。個別では、時価総額の大きいAIAグループ(
01299)、HSBC(
00005)が売られ、指数を押し下げている。太古A(
00019)、香港鉄路(
00066)など香港地場系銘柄や、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)、銀河娯楽(
00027)が安い。半面、電動工具大手の創科実業(
00669)が買われている。IT大手のテンセント(
00700)、中国国有銀行の中国建設銀行(
00939)が堅調。