24日の香港株式市場でハンセン指数は反落。終値は前日比0.50%安の24781.58ポイントだった。中国企業指数は0.57%安の9936.66ポイント。メインボードの売買代金は概算で1154億2000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の25000ポイントを回復し続伸して始まったが、急速に上げ幅を縮小。25000ポイントを下回ると、前場は前日終値付近でもみ合ったが、後場はマイナス圏での推移が目立った。ハンセン指数は約2週ぶりの高値水準にあるほか、あす25日は端午節で休場となるため、利益確定の売りが相場の重しとなった。米株価指数先物の下落も嫌気された。
ハンセン指数構成銘柄では、太古A(
00019)や中国旺旺(
00151)、CNOOC(
00883)の下落が目立った。香港証券取引所(
00388)とテンセント(
00700)はそれぞれ前場に上場来高値を更新したものの、それぞれ0.69%安、1.33%安で終えた。半面、瑞声科技(
02018)や舜宇光学科技(
02382)が高い。
この他では、中国鉄塔(
00788)や中国中車(
01766)、チャイナ・テレコム(
00728)などが安い。半面、自社株買い計画が株主総会で決議されたことを明らかにした小米集団(
01810)が9.12%高と大幅に上昇。創業者の黄光裕氏がすでに出所したとの報道を受け、国美零售(
00493)が17.39%高と急騰した。