2020-06-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、プラス圏でもみ合う 銀行・保険が相場支える
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.15%高の2975.17ポイントだった。深セン成分指数は0.07%安の11785.86ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4574億2600万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合った。新型コロナウイルスの集団感染が起きた北京で新規感染者数が落ち着き、国内の「第2波」に対する警戒感が後退したことや、トランプ米大統領が米中通商第1段階合意について「全く変わっていない」とツイートしたことなどが安心感につながったもよう。ただ、あすから始まる端午節連休を前に上値追いの動きは限られ、指数は2980ポイント付近で伸び悩んでいる。
セクター別では、銀行、保険が買われ、相場を支えたほか、貴金属、不動産が高い。半面、通信キャリアが全面安。食品・飲料、百貨店、文化・メディアが売られた。