2020-06-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、朝安も中盤にプラス圏浮上 酒造株に買い
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.17%高の2970.30ポイントだった。深セン成分指数は0.41%高の11750.49ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4418億3900万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた。新型コロナウイルス感染「第2波」への警戒に加え、米中貿易協議を巡り、ナバロ米大統領補佐官が中国との通商合意は「終わった」と発言したことが材料視された。ただ、トランプ米大統領が「ナバロ発言」を全面否定したことが伝わると、下げ幅を縮小。中盤以降はプラス圏に浮上して、やや上げ幅を広げた。セクター別では酒造が大幅高となったほか、医療や通信が上昇。半面、造船、小売り、石油などが売られている。
上海B株指数は0.14%安の213.51ポイント、深センB株指数は0.56%高の873.53ポイントだった。