2020-06-22 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:反落、テンセントとAIAグループが相場を支える
週明け22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比0.32%安の24564.85ポイントだった。中国企業指数は0.71%安の9904.25ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で656億3000万HKドルだった。
ハンセン指数は前週末の米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付いた後、マイナス圏でもみ合った。米国で南部や西部を中心に新型コロナウイルスの感染が再拡大し、経済活動の正常化が遅れることへの懸念が投資家心理を悪化させた。ただ、時価総額の大きいIT大手のテンセント(
00700)、アジア生保のAIAグループ(
01299)がともに2%台の上昇と大幅逆行高を演じ、指数を下支えした。
個別では、マカオカジノの銀河娯楽(
00027)、サンズ・チャイナ(
01928)、豚肉大手の万洲国際(
00288)、医薬品メーカーの中国生物製薬(
01177)、石薬集団(
01093)が安い。信和置業(
00083)、九龍倉置業地産(
01997)など香港地場系銘柄の一角が売られた。半面、テンセントとAIAグループのほか、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)、舜宇光学科技(
02382)や香港証券取引所(
00388)が高い。