2020-06-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝安後に上げ、経済再開と本土株高が材料
19日の香港市場でハンセン指数は安く寄り付いた直後、上げに転じた。中国と米国で新型コロナウイルスの感染が再拡大したことや、両国の関係悪化を警戒する売りが出たものの、各国で進む経済活動の再開を受けた買いが相場を押し上げた。中国本土市場の株高も投資家心理を支えたもよう。
指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.09%高の24486.44ポイントで推移。個別では、通信株のチャイナ・モバイル(
00941)とチャイナ・ユニコム(
00762)、スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(
02018)が高い。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)も買われている。半面、国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)、香港コングロマリットの長江和記実業(
00001)が下げている。