2020-06-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、前引け間際にプラス圏浮上 米中高官の会談を受け
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続伸。前場終値は前日比0.03%高の2936.88ポイントだった。深セン成分指数は0.32%高の11457.50ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4840億100万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、マイナス圏で軟調に推移したが、前引け間際に急速に下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上した。中国国営テレビの中国中央電視台(CCTV)が18日、楊潔チ中国共産党政治局員とポンペオ米国務長官が6月16−17日(米現地時間)にハワイで会談し、「建設的な対話」ができたと伝えたことが好感されているもよう。セクター別では、石炭、鉄鋼、証券がほぼ全面高となっている。半面、医療・医薬、航空、食品・飲料が安い。
上海B株指数は0.27%高の210.39ポイント、深センB株指数は0.08%安の860.50ポイントだった。