2020-06-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:5日ぶり大幅反発、全面高 ダウ平均先物の上昇を好感
16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに大幅反発。前場終値は前日比2.95%高の24478.64ポイントだった。中国企業指数は2.68%高の9915.03ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で637億1000万HKドルだった。
ハンセン指数は全面高の展開。前日終値は心理的節目の24000ポイントを割り込み、1日以来およそ2週間ぶりの安値だっただけに、15日の米株高を受けた買い戻しが膨らんだ。トランプ米政権が景気刺激策として1兆米ドル近いインフラ支出を検討していると伝わり、ダウ平均先物がアジア時間で上昇したことで投資家心理が強気に傾いたもよう。
個別では、大型株のAIAグループ(
01299)とテンセント(
00700)が大きく買われた。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)と瑞声科技(
02018)、石油株のCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)が急上昇。前日下げた中国中信(
00267)、創科実業(
00669)、申洲国際集団(
02313)の反発も目立つ。