2020-06-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落スタート、新型コロナの感染「第2波」警戒
週明け15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落して始まった。中国や米国での新型コロナウイルスの新規感染者の増加を受け、運用リスクを回避する売りが先行している。北京市で14日、新型コロナウイルスの新規感染者が44人確認され、同市政府は「非常時に入った」と発表。米国でも経済活動をいち早く再開した地域を中心に感染者が増えており、感染「第2波」への警戒感が高まった。
指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比0.13%安の2919.74ポイントで推移している。セクター別では、空運が軒並み安となったほか、観光、自動車、非鉄金属が売られている。半面、医療・医薬、小売り、証券が買われている。