2020-06-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、証券株が全面高 先高期待
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.24%高の2950.78ポイントだった。深セン成分指数は0.50%高の11392.23ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4025億7700万元だった。
上海総合指数はマイナス圏での推移が目立ったものの、前引け間際にプラス圏に浮上し、上げ幅を拡大した。政策による恩恵が期待される銘柄に買いが入ったほか、A株市場に対する先高感も根強く、今後も資金流入が加速するとの見方が広がった。セクター別では、証券が全面高となったほか、自動車、電子ITなども買われた。半面、食品・飲料、酒造、宝飾などが売られた。
上海B株指数は0.11%高の208.95ポイント、深センB株指数は0.16%高の866.56ポイントだった。