2020-06-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、おおむねプラス圏で推移 証券株に買い
9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.47%高の2951.70ポイントだった。深セン成分指数は0.50%高の11272.08ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3748億1300万元だった。
上海総合指数は寄り付き後にマイナス圏に沈む場面もみられたが、その後はプラス圏で推移。前日に続き、中国政府の政策期待や人民元の対米ドル相場の上昇などが支えとなった。香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買の買い越しが続くなか、指数は前場終盤に上げ幅を広げると、結局、午前の高値に近い水準で引けた。セクター別では、証券の買いが目立ったほか、酒造、観光、医薬などが上昇。半面、貴金属や石油がさえなかった。
上海B株指数は0.01%高の209.09ポイント、深センB株指数は0.37%安の861.65ポイントだった。