2020-06-04 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日ぶり反落、朝高後にマイナス圏 利益確定売り優勢
4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.11%安の24298.60ポイントだった。中国企業指数は0.24%安の9943.24ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で729億2000万HKドルだった。
ハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いたものの、ほどなくして下げ幅を縮め、マイナス圏に沈んだ。前日に節目の24000ポイントを回復し、2週間ぶりの高値圏まで上昇しただけに、目先の利益を確定する売りが強まった。本土市場で上海総合指数が軟調に推移したことも重しとなるなか、指数は前場中盤以降、前日終値をやや下回る水準でもみ合った。
個別では、中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)やスマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)の下げが目立ったほか、長江グループ系公益事業者の長江インフラ(
01038)、石炭大手の中国神華能源(
01088)が安い。半面、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)が4%台の上昇。欧州金融大手のHSBC(
00005)が大きく買われた。