3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比1.20%高の24283.37ポイントだった。中国企業指数は1.17%高の9991.39ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で787億4000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の24000ポイントを回復し、プラス圏で堅調に推移した。経済活動再開による景気回復期待から前日のNY市場が上昇したことが好感されたほか、中国国有企業が米国産大豆を購入したとの報道を受けて米中関係悪化懸念が和らいだことも相場を押し上げたもよう。
個別では、AIAグループ(
01299)が5%超上昇し、相場の上げを主導。減産延長期待から原油先物価格が上昇し、CNOOC(
00883)やシノペック(
00386)など石油株も買われた。美団点評(
03690)は一時160.70HKドルを付け、上場来高値を更新。半面、長江インフラ(
01038)や電能実業(
00006)が売られた。