2020-05-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落、23000ポイント割れ 米中対立を警戒
29日の香港市場でハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ、続落して始まった。米中対立の先鋭化を警戒する売りに押され、寄り付きで心理的節目の23000ポイントを割り込んだ。トランプ米大統領が香港の自治を巡る中国の対応について29日に記者会見を開くと発表したことで、幅広いセクターで売りが先行している。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.87%安の22930.62ポイントで推移している。個別では、朝方に第三者割当増資の計画を発表した吉利汽車(
00175)が急落。国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)、香港地場の新鴻基地産(
00016)と新世界発展(
00017)も大きく売られている。半面、前日大引け後に2020年1−3月期決算を発表した中国生物製薬(
01177)が買われている。同業の石薬集団(
01093)も高い。