2020-05-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、前引け間際にマイナス圏 米中対立を懸念
28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.35%安の2826.91ポイントだった。深セン成分指数は1.34%安の10540.02ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3598億7300万元だった。
上海総合指数は前日の米株高を好感し、序盤は高く推移したものの、徐々に上げ幅を縮小し、前引け間際にマイナス圏に沈んだ。中国政府が制定を目指す香港の「国家安全法」を巡り、米中間の対立懸念が相場の重しとなった。セクター別では、食品・飲料、医療、通信が売られる半面、保険、証券、銀行など金融関連が買われた。酒造、造船も高い。
上海B株指数は1.57%安の203.79ポイント、深センB株指数は0.60%安の860.60ポイントだった。