2020-05-26 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続伸、経済再開受け全面高 不動産株に買い
26日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.87%高の23381.44ポイントだった。中国企業指数は1.57%高の9614.31ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で580億1000万HKドルだった。
ハンセン指数は始値で心理的節目の23000ポイントを超え、全面高の展開。上げ幅は一時、2%に迫った。各国で経済活動の制限が段階的に解除されることを受け、新型コロナウイルス後の景気底入れを期待する買いが幅広いセクターに波及した。25日の欧州株高や、きょうの中国本土相場と米ダウ平均先物の上昇が投資家心理を強気に傾けたもよう。
個別では、香港不動産株の恒基兆業地産(
00012)と新鴻基地産(
00016)が急反発。本土不動産株の華潤置地(
01109)、碧桂園(
02007)も買われた。製薬の中国生物製薬(
01177)、乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)は大幅に続伸。国際金融銘柄のAIAグループ(
01299)、HSBC(
00005)も大きく買われている。