2020-05-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、マイナス圏で下げ幅拡大 ほぼ全セクターで売り
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比1.31%安の2830.45ポイントだった。深セン成分指数は1.61%安の10671.21ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3274億2100万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏で推移した。きょうから全国人民代表大会(国会に相当)が開幕。ただ、李克強首相の政府活動報告で、注目されたGDPの目標成長率が提示されないなど、ポジティブサプライズに欠けるなかで売りが優勢となった。米中関係の悪化懸念も重しとなり、指数は次第に下げ幅を広げた。セクター別では、貴金属、医療、保険の下落が目立つなど、ほぼ全てのセクターで売りが優勢となった。
上海B株指数は2.43%安の199.75ポイント、深センB株指数は1.85%安の854.01ポイントだった。