2020-05-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:大幅続落、全面安で始まる 米中対立を警戒
22日の香港市場でハンセン指数は大幅に続落して始まった。米中関係の悪化が懸念され、全面安となっている。21日にトランプ米大統領が中国批判を相次いでツイッターに投稿し、米株相場が反落したことが嫌気された。一方、きょう開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で政府活動報告を行った李克強首相は今年のGDP成長率目標の設定を見送った。
指数は日本時間午前10時54分現在、前日比2.98%安の23557.34ポイントで推移している。九龍倉置業地産(
01997)や新世界発展(
00017)など香港不動産株が軒並み急落。カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)やハイテク株の瑞声科技(
02018)、アジア基盤の保険会社AIAグループ(
01299)の下げもきつい。