2020-05-20 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】軟調か、米株安が重し LPR発表予定
20日の香港市場は米株安を受けて軟調か。19日のNY株式相場は4日ぶりに反落。前日までの大幅3日続伸で利益確定売り圧力が強まるなか、小売り株や金融株が下落したことに加え、前日の大幅高の要因となったモデルナの新型コロナウイルス・ワクチンの試験結果について懸念を示すレポートが発表されたことが重しとなった。
一方、中国人民銀行(中央銀行)がきょう、5月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)を発表する予定。前回4月は1年物LPRで0.2%という過去最大の引き下げを行っており、2カ月連続で引き下げとなれば、相場の支援材料となりそうだ。
19日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(
00005)やAIAグループ(
01299)、チャイナ・モバイル(
00941)などが香港終値を下回って引けている。