『香港経済日報』は19日、テンセント(
00700)広報担当者の話として、同社の馬化騰会長が22日に開幕する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を「身体上の理由」で欠席すると報じた。全人代と並んで「両会」と呼ばれる全国政治協商会議(政協)への出席も辞退する。馬会長は7件の提案を書面で両会に建議する予定。テーマは産業インターネット、郷村振興、フィンテック、医療サービス、中小企業の発展、地域振興、生態環境保護問題にわたる見込み。
馬会長は第12期全人代(2013−17年)と第13期全人代(2018−23年)の代表を務めており、これまで連続8年間に40件あまりを書面で提案してきた。今年の提案では広東省と香港、マカオの経済連携構想「粤港澳大湾区」を重点とするもよう。