2020-05-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、一時2900ポイント回復も上げ幅縮小
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.53%高の2890.56ポイントだった。深セン成分指数は0.70%高の10997.56ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3738億3700万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移。前日の米株高が好感されているほか、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を今週22日に控え、経済対策が本格化するとの見方から買いが広がった。指数は寄り付き直後に一時心理的節目の2900ポイントを回復したが、その後は同水準を下回り、徐々に上げ幅を縮小させている。セクター別では、航空、保険がほぼ全面高となっているほか、化学肥料、ガラスなども買われている。半面、貴金属、造船が売られている。
上海B株指数は0.85%高の209.54ポイント、深センB株指数は0.84%高の870.50ポイントだった。