週明け18日の香港市場でハンセン指数は小安く寄り付いた後、前日終値付近でもみ合う展開。米中摩擦の激化に対する警戒感が重荷となる半面、各国が経済活動を再開する中で景気の回復に対する期待が相場を支えている。
指数は日本時間午前10時43分現在、前営業日比0.24%高の23855.04ポイントで推移。個別では、原油相場の上昇を手掛かりにCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)がそろって買われている。半面、前週末に高かったスマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、瑞声科技(
02018)が大幅に反落。医薬品メーカーの中国生物製薬(
01177)、本土系不動産デベロッパーの碧桂園(
02007)、生保大手の中国人寿保険(
02628)が軟調。