2020-05-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、経済指標が重しも引け間際にプラス圏
15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.18%高の2875.45ポイントだった。深セン成分指数は0.48%高の11014.40ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3708億900万元だった。
上海総合指数はほぼ全面高で始まったが、中盤にかけてマイナス圏に転落。寄り付き後に発表された4月の主要経済指標で失業率が上昇したことや、米中関係の悪化に対する警戒感が重しとなった。ただ、来週に開幕する全国人民代表大会(国会に相当)を前にした政策期待が支えとなるなか、中盤以降は前日終値付近でもみ合い、引け間際にプラス圏に浮上した。セクター別では、電子部品の上昇が目立ったほか、電子・ITや通信が高い。半面、酒造や航空などが売られた。
上海B株指数は0.58%高の200.02ポイント、深センB株指数は1.34%高の843.03ポイントだった。